「eスポーツってどんなものだろう? 是非現場で活躍する方にコラムを執筆頂きたい」MetaStep(メタステップ)編集部のリクエストで開始した現役プロeスポーツ所属のストリーマーとしても活動するCHUNE(チュネ)さんのコラムもいよいよ第2回です。
第1回コラムでは、eスポーツの基本について教えていただきましたが、第2回では、eスポーツ大会について、現場の雰囲気と可能性について語って頂きます。では、CHUNEさんよろしくお願いいたします。
CHUNE(チュネ)
18歳で大分からモデルデビューで上京し、ゲーム(eスポーツ)に出会う。CMや広告でモデルとして活動しながらeスポーツチームFENNELでゲームストリーマーとしても活動中。
こんにちは、CHUNEです。前回はeスポーツについて簡単に説明をさせて頂きました。今回は、eスポーツの大会についてご紹介します。
そもそも、大会にはオンライン大会とオフライン大会があります。
オンライン大会は、ネットを通じ、同じ時間に同じ空間(ゲーム)を別々の場所からログインして戦います。大会の様子は、ネットを通じて配信プラットフォームで配信されます。
一方オフライン大会は、ネット環境は同じように必要ですが、同じ場所で同じネット回線を利用して行われます。1つの場所で大会が行われるので、観戦するお客様を誘致する事が可能になります。
最近のゲームは、どこにいてもどんな人とでも戦うことができますよね? それがオンライン大会の魅力です。実際、配信される模様を同時視聴しながらファン同士がチャット欄でコメントをしながらコミュニケーションしています。一方、ゲームセンターで対面や横の人と戦うことや、間近でそれを観戦する楽しみもありますよね。それがオフライン大会の魅力に近いといえるでしょう。その場にいるからこその熱気やリアルでのコミュニケーションを楽しむことができます。
今回は『VALORANT(ヴァロラント)』という5対5で戦うファーストパーソンシューティング(FPS)のゲームにおける日本トーナメントVALORANT Challengers Japanのオフライン大会に行ってきましたので、そのレポートも交え、eスポーツ×メタバースの可能性を考えていきます。