メタバースクリエイター&ディレクターの いけもとしょう さんにメタバースのあれこれを語っていただく本連載。
今回は、NFTをテーマに、とリクエスト。
いけもと さんが取り上げてくれたのは「NFT美術館」です。では、よろしくお願いします!
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どうも、メタバースクリエイター&ディレクターの「いけもとしょう」と申します。
今回は「NFT美術館」を例にあげながら、メタバース事業の新しい発想についてお話をさせて頂きます。
メタバースをどう見るか?というお話です。
クリエイター/ディレクター
最愛の娘へ贈る「おばけの世界」を「絵本」や「メタバース」に創っている人。創造を続けている目的は『100年残るIPとしておばけのパッチを新たな文化にし、子どもにおもしろい未来を贈る』。
note|https://note.com/ikemotodir
2021年、NFT(Non-Fungible Token)やメタバースというものに世界が熱を帯びる少し前、私はブロックチェーン上のメタバース”The Sandbox”に「NFT美術館」というものを創っていました。
その名の通り「NFTを展示する美術館」です。
これは、私の発行した「展示権付NFT」を購入してくださったNFTアーティストorコレクターの方々が、自身の所有するデジタル作品を展示できるというもの。
今となっては『NFTを展示する』なんて当たり前ですが、2021年当時、周りの人は「NFTという新しい技術が生まれた!」「NFTのデジタルアートが売れるの!?」「デジタルの土地がNFTで所有できるってどういうこと!?」という認識だったので、私の周りでは同じことを行っている人はいませんでした。
さらにこの「NFT美術館」には、広告枠や展示枠なども組み込み、「個人がNFTやメタバースを使い稼げる仕組み」を形創りました。
そんな美術館について、YouTubeに動画をアップロードしたところ、日本テレビ「マツコ会議」に取り上げて頂くことに。多くの方に注目していただき、ご連絡も頂き、お話させて頂きました。
その中には『新しいテクノロジーを使った創造』に注目してくださった方もいるのですが、多くの人が注目した点は、『メタバースで稼げるんだ』という点だと思います。
この『メタバースで稼げる』に関しては、創ったメタバース空間でマネタイズをすることを実践した張本人なのでわかりますが、できます。しかし私の場合、他の経営者の方とはちょっと違う点で『事業になる』と思っています。