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2024.01.22

【インタビュー】メタバースの日常化。鍵を握るのは“ロボット技術”!?

自宅のデバイスから仮想空間にログインし、リアル店舗で働く。常連のお客様との会話を楽しんだり、空席にご案内したり、片付けも行ったり…。テレワークを超えたメタバースとリアルの融合――。2024年現在では考えられない日常が、近い将来訪れるかもしれない。鍵を握るのが「ロボット技術」と聞いたら意外に思うだろうか。実現に向け奮闘する人々の最前線を追った。(文=MetaStep編集部)

メタバース総合展にロボット? 
アバターのコミュニケーションを高める目から鱗の新たな手法

20231025日~27日に幕張メッセで開催された「第2回 メタバース総合展 秋」。THK株式会社の出展ブースでは、来場者とコミュニケーションをとるVTuberロボットが注目を集めていた。モニターに映った可愛らしいVTuberが、前を通る人たちに声をかけている。

私たちMetaStep編集スタッフを見つけると「こんにちは~」と呼び掛けてきた。しかも、固定のディスプレイではない。モニターに付属した台車が動きだし、こちらに近寄ってくる。支柱が昇降し、スタッフの目線に合わせてくれる。VTuberはモニター越しなのに、動きが伴うと「人間らしさ」を感じ、コミュニケーションが深まる感覚になるのが不思議だ。至近距離で目が合うと、画面越しなのにドキドキするものだ。

VTuber ロボットは、THKのロボット技術が活用され開発されたものだ

この「VTuberロボット」は、インターネット回線を介して遠隔地から搭乗することで、リアルタイムにイベント会場の来場者と会話ができる移動型ロボットだ。前述の通り、VTuber自身の意思でブース内を自由に移動できることが大きな特徴。本人の意思で歩み寄り、カメラを通じて相手と会話することができる。

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