メタバースを調べていると、しばしばオンラインゲーム『フォートナイト』の名前を聞く機会は多いと思います。そして、直近では「UEFN」という単語と合わせて聞くことも多いはずです。
このUEFN――『Unreal Editor for Fortnite（アンリアル・エディター・フォー・フォートナイト』は、『フォートナイト』を単なるバトルロワイヤルゲームから一変させる、世界中が注目するツールです。国内外で採用事例が急速に増加しており、あのディズニーも採用したことで話題になっています。
UEFNとはいったいなんなのか？ なにができるのか？ いくつかの事例も交えながら、本記事にて解説していきます。
UEFNとは？
（動画引用：フォートナイト 公式）
『Unreal Editor for Fortnite（UEFN）』とは、Epic Gamesが2023年3月に発表したアプリケーション。サードパーソン・シューティングゲーム（TPS）『フォートナイト』で遊べるマップを、ゲームエンジン「Unreal Engine 5」を用いて制作するためのエディターです。
2017年にリリースされた『フォートナイト』は、多数のプレイヤーと争うバトルロイヤルや、最大4人が参加できる協力プレイなどが楽しめるシューターゲームですが、同時に自分の手でマップを作り、公開することができる「クリエイティブモード」も人気です。
同モードに入れ込んだプレイヤーの中には、実在する街や、アニメの舞台を再現した、非常にクオリティの高い3DCG空間を生み出す猛者もいるほどです。そして、銃を持って競い合うのではなく、好きな空間で友人との交流を楽しむ遊び方も開拓されています。
UEFNは、そんな『フォートナイト』のクリエイティブな要素を強化させるアプリケーションと言えます。2024年現在、その注目度は国内外で飛躍的に高まっています。
UEFNでできること
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