代替不可能なデジタルデータNFT(非代替性トークン:non-fungible token)の活用が進んでいます。唯一無二を証明するNFTは、様々なシーンでの活用が期待されてます。本連載では、日本円だけでNFTの発行や売買ができる日本初のNFTマーケットプレイス「HEXA(ヘキサ)」について学んでいきます。
寄稿をお願いしたのは、宮崎を本社に構え、NFT導入を支援しているデイジープレイスCOOの吉野渉さん。デイジープレイスはMetaStep(メタステップ)のパートナー企業としても参画頂いています。吉野さんは、日本で唯一、HEXA公認アンバサダー(個人)、HEXA公認メタバース建築家(個人)HEXA公認エージェント(法人)の3つの顔で、企業や行政のNFTプロジェクトを支援されています。
HEXAの特徴や魅力、NFTプロジェクトをどう進めればよいのか、など連載で教えていただきます。では吉野さん、よろしくお願いします!
株式会社デイジープレイス 代表取締役COO吉野 渉
皆さん、はじめまして。デイジープレイスの吉野渉です。私がHEXAと出会ったのは2022年2月。NFT不動産投資をしようと様々なプラットフォームを探していました。そんな折にHEXAが日本円で購入でき、NFTの土地を抽選販売することを知ります。
HEXAは暗号資産やウォレットが不要で売買ができるため、知識がなくても使いやすいと評判のマーケットプレイスだ
当時は不動産NFTなどが乱立していましたが、他は暗号資産のみでした。もし今後NFTの土地の価値が付き、最新情報も英語だとしたら、情報遅延の意味で後れを取ると感じました。それならいっそ日本円で詳しくなっていけばとHEXAのマーケットに関心を持ち始めます。
そして3DのNFTが発行できることに気づき、NFTの土地があってNFTメタバースが今後登場するならNFTの建物が必要だと感じました。建築3DCGを作っていた経験からこの実寸クオリティをHEXAでもミント(出品)できたらと考えるようになり、2022年3月末にHEXAで初の建物3DNFTをミントしていくようになります。
最終的には532作品をミントし、すべて完売しました。このクリエイターとしての活動は横に置きまして、今回はHEXAのNFTを405個保有している購入者の視点からHEXAとはどういったプラットフォームなのかをご紹介していきます。