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  3. バーチャルマーケットの歩き方【クリエイター編】

延べ120万人以上が来場、今回で12回目を迎える「バーチャルマーケット2024 Summer」に潜入取材し、レポートする本連載。ここまで「イントロダクション」「ビギナー編」「ビジネス編」をお届けしてきたが、今回で連載も最終回だ。最終回のテーマは「クリエイター編」だ。

バーチャルマーケットは、ビジネス要素が皆無だった時代から、熱量をもったクリエイターが自然に集い、ここまで大きなイベントにまで成長してきた。運営するHIKKYも、クリエイターファーストを掲げ、社員のなかには元々バーチャルマーケットファンだったクリエイターも所属している。

今回MetaStep(メタステップ)編集部は、未来のクリエイターにも役立つ情報をお届けしたいと考え、バーチャルマーケットを手掛けるクリエイターにインタビューを実施した。将来メタバースでクリエイティブな仕事をしたい読者はもちろん、ビジネス的視点においても、是非ご覧頂きたい。(文=MetaStep編集部)

お話を伺ったクリエイター

ワールドモデラーの Monowo氏(左)とmasui氏(右)

新ジャンルのワールド『Groove Ground GraffCity』の魅力

バーチャルマーケットは、アバターなどの3Dデータ商品やリアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いできる世界最大級のVRイベント。ワールドは大きく分けて、「企業ワールド」と「一般ワールド」に分類される。今回ご紹介するのは、クリエイターが自らの作品を出品できる「一般ワールド」だ。

一般ワールドも、個性あふれるさまざまなテーマがあり、出展者は抽選で出展するワールドが決定される。

今回は、グラフィティーをテーマにしたワールド『Groove Ground GraffCity』を制作したmasui氏、ジャパニーズホラーを体感できる『籠岬村』のワールドを制作したGYPSY01氏、バーチャルマーケットのプロジェクトマネージャーであるなごみ氏と制作ディレクターMonowo氏にお話を伺った。

最初に紹介してもらったのは、『Groove Ground GraffCity』と言うワールドだ。その名の通り、『グルーヴ(音楽)』と『グラフィティー(落書き)』がテーマのワールドとなる。このワールドのディレクターのMonowo氏と、制作者のmasui氏に実際にワールドを案内してもらいながら、クリエイターならではのこだわりを伺った。

『Groove Ground GraffCity』はトンネルを抜けるところから始まる

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