OpenSeaで購入できる！海外NFTコレクション4選を紹介

（引用：CryptoPunks）

CryptoPunksは、2017年6月にLarva Labs社がリリースした、世界で初めてイーサリアムチェーン上で発行された合計10,000点のNFTコレクションです。

24ピクセル四方のドット絵で描かれるイラストは、コンピューターを使って自動生成されるジェネラティブアートと呼ばれます。5種類のキャラクターと87種類の属性と呼ばれる髪型や目、表情などを組み合わせ、1点物のNFTが生成されます。

リリース当初は無料で配布されましたが徐々に注目を集め、世界的な大企業や著名人が購入し、プロフィール画像にすることでより知名度が高まりました。

2024年現在もOpenSeaで取引されており、最低出品価格は52ETH（約2,500万円）です。

 （引用：OpenSea）

（引用：Bored Ape Yacht Club）

BAYC（Bored Ape Yacht Club）は、アメリカのNFT制作スタジオYuga Labsが手がける類人猿（Ape）をモチーフにした10,000点のNFTコレクションです。CryptoPunksと同様、表情や服装、背景など170以上のパーツをプログラムで組み合わせて生成されています。

2021年4月のリリース時には0.08ETH（当時約2万円）で販売されましたが、ラッパーのエミネムや歌手のマドンナなどの著名人が購入したことで注目が集まり、価格が高騰しました。

NFT保有者は、特別なサイトへのアクセス権や、年1回開催されるイベント「ApeFest」への無料招待券などの特典を得られることも特徴です。

2024年4月現在、OpenSeaでは最低価格12.69ETH（約620万円）から出品されています。

 （引用：OpenSea）

（引用：Doodles）

Doodlesは、カラフルでポップなイラストが特徴の10,000点からなるNFTコレクションです。世界初のイーサリアムベースのNFTゲーム「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」を開発したDapper Labsの元メンバーが携わっていることから、リリース前から注目を集めました。

2021年10月のリリース時にわずか5分で完売し、最も高額なものは296.69ETH（当時約1.1億円）で購入されました。

 （引用：OpenSea）296.69ETHで落札されたDoodle #6914

2024年4月時点ではOpenSeaで1.685ETH（約80万円）から出品されています。

 （引用：OpenSea）

（引用：Azuki）

Azukiは、アメリカに拠点を持つChiru Labsが手がける、日本のアニメ調イラストとストリートカルチャーを組み合わせたキャラクターの横顔が描かれた10,000点のジェネラティブNFTです。

保有者はNFTの商用利用権や、限定コミュニティ「TheGarden」へのアクセス権が得られます。また、2024年4月30日には、Azukiキャラクターを使用したアニメ「Enter the Garden」が公開されます。

https://twitter.com/Azuki/status/1778438240288346185

映画「ONE PIECE FILM RED」を監督した谷口悟朗氏や、アニメ「ハイキュー!!」の脚本を担当した岸本卓氏が携わることで注目を集めています。

Azukiは作品をコレクションするだけにとどまらず、精力的にコンテンツを制作しており、今後の展開にも期待できるでしょう。

2024年4月時点では、OpenSeaで約4.2ETH（約200万円）から出品されています。

（引用：OpenSea）

今回はNFTマーケットプレイスOpenSeaで取引されている4つの有名海外NFTコレクションを紹介しました。どれも高額で取引されていることに驚かれたかもしれません。

NFTコレクションは、コレクターから注目されれば1点100万円を超える価格で取引されることも珍しくありません。もしかしたら、あなたの作ったNFTコレクションが世界中で人気を集める可能性もあるでしょう。

NFT作品の作り方を詳しく解説した記事もあるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。