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【現地レポート】韓国メタバース展に行ってみた【前編】~「メタバース×AI」が活況に

コロナ禍を経て、展示会やセミナーも活況で賑わいを見せています。2024年7月3日から東京ビッグサイトで開催予定の「メタバース総合展 meta NEXT」にも足を運ぶ読者も多いのではないでしょうか。実はお隣の国、韓国でも2024年6月26日から3日間、メタバース展示会「METAVERSE EXPO KOREA 2024」が開催されていました。米国に次ぐメタバースの投資国といわれる韓国。政府も積極的にメタバース領域に力を入れています。そんな韓国のメタバースビジネスの実態を探るべく、MetaStep編集部は韓国・ソウルで開催された同展示会を取材してきました。韓国におけるメタバースの最新トレンドや出展傾向、展示会の雰囲気などを2回にわけてレポートします。現地に行った気持ちで是非お楽しみください!(文=MetaStep編集部)

展示会のテーマに「AI」が加わり、AI関連の出展企業も急増!

「METAVERSE EXPO KOREA2024」が開催された会場は、ソウル市江南(カンナム)区の三成(サムソン)にあるCOEX(コエックス)。国際会議や展示場などが行われるコンベンションセンターです。江南は、芸能人の多くが住む高級住宅街としても知られ、韓国のビバリーヒルズとも呼ばれているエリア。高層のオフィスビルや高級マンションが立ち並んでいました。

COEXは、日本でいう「東京ビッグサイト」のような場所ですが、地下にはショッピングセンター「スターフィールド COEX MALL」があり、ユニクロなど日本でもおなじみのお店もたくさん入っています。

COEXモールの吹き抜けには高さ13メートルの巨大な本棚も! 本屋さんではなくピョルマダン図書館で誰でも閲覧自由なんだそうです。多くの観光客が訪れ、列をなして記念撮影をしていました。

さて、「METAVERSE EXPO KOREA 2024」の会場に到着です。展示会場の入り口の雰囲気は、日本のそれと近しい雰囲気。東京ビッグサイトでの展示会のように、初日の朝いちばんからスーツを着たビジネスパーソンが大挙で列をなす、という感じではなく割と落ち着いた人数という印象です。一方でかなり若い世代も多い印象です。そして、当然ですが、ハングル文字が多く、色々と分からないことだらけです(笑)

実は昨年も「Metaverse EXPO KOREA」を取材したMetaStep編集部。ただ、昨年とは大きな違いが。それは「Metaverse EXPO KOREA」の展示会テーマに「AI」「New Perspectives」の言葉が加わったこと。韓国でも、AIの大きな波が来ていることを感じました。

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