日本円だけでNFTの発行や売買ができる、日本初のNFTマーケットプレイス「HEXA(ヘキサ)」について学ぶ連載も早くも第2回目を迎えました(第1回をご覧になっていない方は是非第1回記事「NFTの活用に障害となることは?」からご覧ください)。
第2回では、手軽に取り組めるNFTプロジェクトの運用方法について教えていただきます。では吉野さん、よろしくお願いします!
株式会社デイジープレイス 代表取締役COO吉野 渉
こんにちは、デイジープレイスの吉野です。NFTの発行やプロジェクトの構築は、一見すると高いハードルに感じられるかもしれません。「Discordでコミュニティを創る」「運営メンバーを募る」など大規模なものもあります。今回はそうした大掛かりなものではなく、個人や企業の担当者が手軽に取り組めるNFTプロジェクトの運用方法にフォーカスしていきます。
NFTプロジェクトを開始する際、最も頭を悩ませるのはNFTの販売そのものではなく、どのようにしてコミュニティを形成していくかという点です。多くのNFTマーケットでは、このコミュニティの部分が置き去りにされています。NFTを認知してもらうための活動は、XなどのSNSで行うことが一般的ですが、購入してもらった顧客へのアプローチは1対1では難しい場合が多いです。
Xでお知らせを流しても、タイムラインに届かないこともありますし、専用ウェブサイトを展開するのもハードルが高いです。そんな課題を解決するための仕組みがHEXAには整っています。
HEXAサービスのマーケティング分野でのサービス展開イメージ
上図で示したように、HEXAでは大きく分けて3つの機能があります。
これらについて詳しく説明していきます。