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2024.08.28

【連載】今こそ「サービス」の本質を知ろう《第3回》競争優位性を生みだすサービスマネジメント

Web3やメタバースをビジネス活用するうえでも重要な「サービスを設計して管理すること」。サービスの本質やサービスマネジメントを学ぶ連載の3回目です。今回は「競争優位性を生み出す」という視点でサービスマネジメントを考えていきます。では、DIG2ネクスト鈴木 寿夫社長、今回もよろしくお願いいたします!

DIG2ネクスト株式会社 代表取締役 鈴木 寿夫

1993年に日本ディジタルイクイップメント(現日本HP)入社。2007年に日本人第1号として「ITIL V3」のエキスパート認定資格を取得。2008年12月に同社設立。デジタルサービスマネジメント(VeriSM)、マルチサービスプロバイダエコシステムの統合管理(SIAM)の講師と企業向けのサービスマネジメントやDXに関するコンサルティングに従事し、豊富な経験と知見を持つ。

本連載の第2回では、仮想空間上のコンテンツやサービスを利用する消費者は、仮想空間と物理空間の両方に接点を持つため、2つの空間の繋がりや相互作用(インタラクション)を含めて、消費者体験(CX: Consumer eXperience )を考慮したサービス設計が不可欠となることをお伝えしました。そして、システム志向からサービス志向にパラダイムをシフトさせる必要があることもお話しました。

今回は、そのサービスをマネジメントすることの必要性とそれが競争優位性に繋がる理由を述べていきたいと思います。

なぜマネジメントが必要なのか

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